開発者プロフィール | エルシー電機のヒーリングスピーカー

開発者プロフィール

プロフィール

開発者プロフィール

石塚進

音の職人 サウンドデザイナー 石塚 進

昭和40年に海外向ステレオスピーカーシステムを製造販売して以来、高品質のスピーカーを創り続けている音の職人。
数々のミュージシャンの音響から、ミュージカル等の舞台音響、さらに幼稚園、フィットネスクラブ、大学、講演会場、イベント会場の音響など幅広いサウンドクリエイトを手がける。
自らの音に対する感性を証明するため電気通信大学との共同研究の末、再現性の高いスピーカーが脳に及ぼす影響を証明し現在のエルシースピーカーの開発に至る。

日本音響家協会会員

音の職人・石塚進インタビュー

スピーカーの開発者であり、サウンドデザイナーである石塚社長の活躍の場は幅広い。プロのミュージシャンの音響から、ミュージカル等の舞台音響、その他、フィットネスクラブ、幼稚園、講演会、またイベントなど幅広い音の創造を手がけている石塚社長へのインタビューをご紹介します。

「騒いでいた幼稚園児がスピーカーの音に反応して踊りだす!」

「アナログ録音かと思うほどナマの音に忠実」「脳を覚醒させる効果がある」という脅威のスピーカがあるとお聞きし、開発者の石塚氏にインタビューしてみました。

※インタビューは株式会社トータルデザイン様によって行われたものです。

インタビュー

このスピーカーを今まで使ってこられてどういう結果が出ているのかお聞かせください。

幼稚園。小学校。大学などの教室・講堂やジャズフェスティバル、ライブ演奏等に使用しています。最初に効果が出たのは福島県会津若松のある幼稚園でした。このスピーカーを使うと先生たちが楽になったと報告があったのです。というのはお遊戯会のとき騒いだり集中できない子供たちが、このスピーカーに変えてから急に泣き止んだり、言うことを聞くようになったというのです。要するに雑音が気にならず、音が素直に耳に入ってくる。なぜか心地よく聞こえるから集中できるんですね。
同じような報告が小学校の体育館、エアロビクスの会場、能や狂言のコンサートなどでの使用の際にあったので、4年前の2月に行われた日本サウンドスケープ協会主催の音楽音響研究会で発表しました。
学者側の見解としてはスピーカーを変えるだけで子供が静かになったり、アンコールがきたりするはずがないだろうということでした。そこでこのスピーカーの音がこれまでのものとどう違うのかを物理的に解明しようということになりました。その結果は 後程お話したいと思います。

 

今年の船井オープンワールドでこのスピーカーを使用されると聞きましたが。

その予定です。講演会で使うと、長時間聞いていても疲れない。音のエネルギーがスーッと頭から入ってつま先から出て行くような感じで違和感がないんですね。とにかく良く聞こえるというのが特徴です。登壇者もとても話しやすいからリラックスして講演ができる。それに反応して観客もより集中ができて会場が一つになる感じがありますから、是非とも船井オープンワールドで使用してみたいですね。
 スピーカーからの音の違いはどちらかといえば比較論ですから、わかりにくかもしれません。でも「あっ、何か違うな」という感覚、第一印象が一番大事です。

私どもでも先日450名位の東条会館ホールで、従来のスピーカーシステムと聴き比べてストをしましたが、音の質が全く違うのにはびっくりしました。講演会で後ろのほうの席で聞くと、よく聞き取れなかったり眠くなったりしますが、音と空気の関係があるのでしょうね。ところでプロの音楽家に聞かせると、CDで聞いても聞こえないような音まで聞こえたり、生の音に忠実で臨場感があるとか、聞いていて疲れないという反響が多いようですね。

そうですね。音楽家にはよく理解してもらえますが、オーディオマニアには解らないみたいです。(笑) マニアの人は自分の好みに合わせて音をおつくりになるので、必ずしもナマの音をお聞きになっているのではないのです。音楽家や普通の人はマニアの人とは違って、そのままの音をそのまま聞きたいわけです。響かせたりして音を作りこむのではなく、逆に言えば、「音を空気に戻す」みたいな感覚ですね。特に楽器の演奏は演奏者の魂を乗せて運ぶものですから、音を物理的にとらえるよりも、演奏者の出した音色が変質しないように、極力忠実に聴衆に伝えることが大切だと思います。そういった観点からもこのスピーカーは評価され、横浜ジャズフェスティバルや三重県の国際青年村99というイベントなどでも活躍しています。

「気」という観点からとらえるとこのスピーカーからの音は、頭でとらえるのではなくハートの周波数と共鳴する要素があるような気がしますが・・・

そうかも知れませんね。「気」が出るとか「気持ちが良い」とかのご感想をよくいただくんです。そういう感覚はまだ科学的に証明できないものかもしれませんが、少しづつでもデータをとっていきたいと思っています。
つくばの生命工学技術研究所の工業技術員Yさんという方は、スピーカーからの音を聞いた後の脳波と心電図を各種のスピーカーを使って測定したんです。するとおもしろいことに私どものスピーカーは音の再現性が高いため、脳の覚醒度が上がるという結果がでたんです。脳の覚醒感とは目が覚めているか眠いかという基準です。つまり脳がより活性化されるということです。今、千葉県柏の幼稚園でこの測定データを集めており、結果を待っています。

 

脳に直接結びついていますから聴覚は大切ですよね。耳に入る音によって脳を活性化させられるというのは良く知られた話です。外部からの音によって私たちの体調や気分さえも左右されます。このスピーカーでピアノ曲なんかを聞いていると、体が楽になりますね。

そうですね。先程の話の続きですが、なぜ私どものスピーカーを通した音はクリアで聞いていて疲れないのかが、物理的に解明されたのです。国立大学のT助教授は、スピーカーからの音をコンピュータで解析して論文を発表されています。その中で「残響音」の研究があります。私たちが普通にしゃべっている音というのは聞きやすいですよね。この場合、発した音が消える(なくなる)までの間は50分の1秒なんです。それが普通のスピーカーを通して聴くと、発した音が消えるまでに25分の1秒かかってします。すると音が残ってしまった上に次の音が重なるから聴きづらくなります。またスピーカーの音の再現性が悪いと、発した音の周波数がズレて出ていくから余計に聴きづらい。それに対して私どものスピーカーは周波数のズレが少なく、残響音はなんと50分の1秒で消えるのです。だからリアルでクリアな音が再現できるということが最近の研究によってどんどんわかってきたのです。

このスピーカーを作られた動機は何ですか?

当社はもともとオーディオスピーカーを作っているメーカーでした。25年ぐらい前、カラオケのスピーカーを依頼されて作ったのですが、自分でテストをすると歌いにくいんですよ。「ワンワン」と響くし、声を入れると音が聞こえない。音を大きくすると声が聞こえないという状況だったので、お互いの良い部分を足して2で割ろう! という発想で研究した結果がこの「エルシースピーカーシステム」なのです。ひずみやすいエッジという部分に使う材料を研究して、手抜きをせずに昔の文献を頼りに丁寧に作ったところ、すごく良い音が出たというわけです。本来スピーカーは人間の感覚を頼りに作るべきものなんだと実感しました。

なるほど。それが使った人の口コミによって広がったわけですね。

当初はこうしてできたスピーカーを業者さんに試してもらいました。10件のうち1件の割合でその音の違いに気づいてくれるんです。「あっ、これは解ってくれる人もいるな」とわかって売り歩いた。反応には地域性があるように思えます。例えば関東地方でも甲州街道沿線方面の方は反応がよくても水戸街道方面はダメとか、鹿児島、福岡などは反応が良かったりとか、おもしろいですよ。(笑)

おもしろいですね。THD流に言うと「気=天然・自然エネルギー」を感じ取れるか、取れないかという違いなんじゃないでしょうか?(笑)

理解してもらえる為の力不足かも知れません。ジャズを演る人は音にシビアですが、業界でもトップと言われている方たちがいち早くこのスピーカーを取り入れてくれましたね。あとは津軽三味線の奏者・佐藤通弘さんが、このスピーカーで録音した自分の演奏を聞いてアナログ録音かと思ったそうです。それでライブハウスで試してみると、なんと考えられないアンコールがきたんですよ。これはすごいことなんです。これは演奏者の「気=エネルギー」がダイレクトにお客さんに伝わるって言うことだと思いますね。そういう事例がとにかくたくさんあるんです。

このスピーカーの普及を通して石塚さんが目指していらっしゃることは?

今、私たちの周りに氾濫している音は、加工されて耳に心地よく響かない、聞きづらい音じゃないかと思うんですよ。例えば、今までと同じテレビを使って同じ音量で、スピーカーだけ当社のスピーカーに変えてみるだけで、85歳の女性が「テレビがきれいになった!」と言うんです。聞こえやすいんですね。これからの研究によって、今までに聞こえにくいと思っていた音は、もともと人にとって聞き取りにくいものだったという結果でるかもしれません。
 私たちの周りに存在する音や音楽に意識を向けて、音の環境を良くすることで、世の中を改善していこうという運動を「サウンドスケープ」といいます。この考え方をもとに、音本来の素晴らしい響きをこのスピーカーで再現したいのです。「気持ちよい」音が人や地球を包み込むような21世紀を目指してこの運動(サウンドスケープ)を広めていきたいと思っています。